濱崎喜仁さん「格闘技は多くを語らずとも相手と楽しめる大切なもの」

濱崎喜仁さん「格闘技は多くを語らずとも相手と楽しめる大切なもの」

アライブ三重の重鎮濱崎さんは「爽やか・イケメン・強い」の三拍子、かつ明るい人柄もありブラジリアン柔術界でも(多分プライベートでも)モテモテの一人。

また、日本中のラーメン店を訪れたという格闘技界屈指のラーメン好きでもある濱崎さんに、今回は格闘技についてだけでなくラーメンについてもお話を伺った。

インタビュー

コロナ自粛は解除されつつありますがJBJJFの試合予定は白紙です。また練習にも影響があると思いますがいかがでしょうか?

はい、そうですね。定期的に試合へ出場することは自分にとって過度な体重増加を防ぐ自制の要因でしたので笑、また試合が開催できる状況になってほしいですね。

練習はつい最近になって再開し始めました。久しぶりに練習後の爽快感と疲労感を感じ、改めて柔術の楽しさと負荷の強さを実感しているところです。

元々は柔道の猛者だったと聞いていますが、経歴や柔術を始められたきっかけを教えてください。

この件については、よく誤解されているのですが、決して柔道の猛者などではありません。県内の社会人の大会で数回入賞した程度です。

中学生の終わり頃に友人の通っていた警察署の道場に入門し、現在も少年柔道の指導員として所属しておりまして、時には連盟の行事などに携わらせていただいているのでそのような印象があるのかもしれませんね。

柔術を始めた正確な時期は覚えていないのですが、20年以上前に柔道の寝技強化の目的で柔道仲間と寝技練習として始めたのがきっかけです。

そして当時、同じ警察署の道場にてブラジル人が教えている柔術道場がありまして、そちらの生徒さんが柔道の練習に来てくれたりするうちに交流が生まれ、初めてブラジリアン柔術に触れることが出来ました。

そこからブラジリアン柔術の多くの技に魅せられて、次第にのめり込んでいきましたね。 また同時期に、アライブ三重の松井代表もアライブ本部に通いながら三滝武道館で格闘技の同好会のような形で練習されていて、私が隣で柔道練習をしていたことがきっかけで松井代表と出会いました。そして鈴木社長が松井代表とアライブ三重を立ち上げられ、そこで練習に参加させていただいてました。

その後、膝の手術などもあり一時期柔術から離れていましたが、2013年頃からアライブ三重の一員として復帰して今に至ります。

アライブ三重は今年で20周年を迎えることとなり、継続に敬意を表するとともに、今後も益々盛り上がってほしいと思います。

普段はどのような環境で練習をされていますか?

アライブ三重の練習として週4、その他、お誘いいただける練習に参加出来る場合は参加させていただいてます。

アライブ三重では打ち込みとスパーリングをやり込む練習スタイルなので、たまに人が少ない日などは松井代表と古市さん(共に黒帯)と僕の3人だけで1時間以上スパーリングをやったりしますが、終わってからいつも後悔しております…。

濱崎さんは遠方の大きな大会や強豪相手にも積極的に挑まれていますが、何が濱崎さんを突き動かしているのでしょうか?

大きくは「勝ちたい」「強くなりたい」といった単純な気持ちだと思います。

もう一つは大会が決まるとエントリーした日から後悔、憂鬱、苦しみ、期待、緊張などを経て、試合後には悔しさ、喜び、安堵、そして解放など感情が様々に動かされます。

試合前などは「もう二度と試合に出たくない」なんて思ったりしたりしますが、試合後の解放感は試合前の全てを忘れさせてくれるんです。きっとその解放感が他には代えがたく、中毒性があるのではないかと感じています。

今までに印象に残っている試合や対戦相手があればお教え下さい。

2019年12月に福岡で開催されたフルフォースカップ04での白木アマゾン大輔選手との試合ですかね。ワンマッチだったので、その試合に向けて色々な対策を練習して挑んだのですが、脇差しで真っ向から突破され完敗でした。

誰もが知るベーシックな技術のさらに奥の技術を体感出来ましたね。僕の目指すところです。

話は逸れますがラーメン愛好家としても活動?されていますが「#濱崎ラーメンRanking」ベスト3を教えてください。

ラーメン愛好家ですか…笑。

たしかに単身での出張が決まった場合などは、まず、柔術道場とラーメン屋を探すことから始めるくらい好きなのは間違いないですが。年齢とともに好みも随分変わりましたが、僭越ながら僕のこれまでのベスト3を挙げさせていただきます。

1位:陽気 横川店 中華そば (広島) 

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2位:青葉 中野本店 中華そば (東京) 

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3位:彩華ラーメン 屋台 彩華ラーメン (奈良)  

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僕の中で陽気がダントツの1位でして、2位以下は順位をつけるのが難しかったです。今は本当にどの店も美味しいのですが、また食べたいなと思わされるような素朴な味のラーメンが僕の好みですね。

濱崎さんといえばいつもニコニコと若々しい印象があります。若さとポジティブさの秘訣は何ですか?

ありがとうございます。実年齢より若く見られる事はよくあるのですが、若さのために意識して気を付けていることはないです。

ただ、先ほどの話にもあったのですが、柔術の試合などで目標設定があると食事や睡眠など自身の体に気を使う日々になり、結果的にそれが健康維持に寄与していることは確かだと思います

そしてポジティブではないですよ笑。

最後に濱崎さんにとって格闘技とは何でしょうか?

コミュニケーションツールみたいだなと感じています。

先ほど自分はポジティブではないと言いましたが、自分の発言に対して考えすぎて言葉が出ないことがよくあり、今でも人と言葉を交わすことはとても緊張してしまい苦手なんです。

そんな僕にとって格闘技は多くを語らずとも相手と楽しめる大切なものです。多くの仲間と練習し、多くの方と試合を通じて分かち合えたことは自分にとって財産で、僕の人生を豊かにしてくれています。

インタビュー後記

ご自分では「自分はポジティブではなくシャイ」と言う濱崎さん。正直意外だったが、それでも周りの方々は濱崎さんからポジティブなエネルギーをもらっておられるのだろう、そう感じられる方である。

それにしても、濱崎さんを始め、お話を聞いてきた諸先輩方の多くが「格闘技を通じて多くの人と出会いが財産になり人生が豊かになった」と言われる。

改めて、格闘技とは素晴らしいスポーツであり人生の機会であると実感した、そんな今回のお話だった。

そして濱崎ラーメンランキング!私は3位の彩華ラーメンしか食べたことがなかったので、いつか必ず2位と1位のお店に行ってみたいと思う(2位の青葉ラーメンはカップラーメンなら食べたことあるが…)。

濱崎さんのご協力に深く感謝します。

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